顎の骨に埋入するインプラントは、純チタンでできています。50年以上にわたり研究開発されている技術で、メンテナンスをきちんと行えば、長期間にわたって機能と美しい見栄えを維持することができます。
インプラントは、顎の骨に埋める(インプラント体)と、失った歯の代わりとなる上部構造(人工のかぶせもの)と、インプラントと人工のかぶせものを連結させるアバットメント(土台)の3つの部品で構成されています。
インプラント治療は歯を失い、噛み合わせることができなくなった場合の画期的な治療法です。
健康な歯を削ってしまうリスクのあるブリッジ治療や、入れ歯よりも快適性や機能性に優れているということに
多くの患者さまの理解が深まり、昨今ではインプラント治療を選択される患者さまが増えています。
インプラント治療といっても様々な治療方法があり、
処置を行う医師の技術力や導入している設備によって、治療できる範囲が異なります。
また、インプラント治療には、良好な全身の健康状態、口腔内の衛生状態、充分な骨の質と量が必要です。
当院ではその判断、インプラント長期保存のための事前審査・カウンセリングを行い、
診断に基づいた綿密な治療計画をご提案いたします。
費用や術後のメンテナンスなどの説明をしっかりさせていただき、
よくご納得のうえでインプラント治療を受けていただきたいと思っております。
顎の骨に埋入するインプラントは、純チタンでできています。50年以上にわたり研究開発されている技術で、メンテナンスをきちんと行えば、長期間にわたって機能と美しい見栄えを維持することができます。
インプラントは、顎の骨に埋める(インプラント体)と、失った歯の代わりとなる上部構造(人工のかぶせもの)と、インプラントと人工のかぶせものを連結させるアバットメント(土台)の3つの部品で構成されています。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
インプラントの手術においてはCT撮影により取得した患者さまの神経や血管の走行、骨密度などの情報を元に、安全に手術を行うためのシミュレーションを行います。歯ぐきを切開しないと見えなかった骨の詳細な状況を手術前にコンピュータで分析し、さまざまな角度からリアルに再現できる技術です。
科学的なデータから術前のシミュレーションをすることにより手術の安全性を高め、患者さまの負担を減らすことができる医療テクノロジーです。
当院では世界70ヶ国以上、500万人以上の症例で高い成功率が報告されている、ストローマンのインプラントシステムを導入しています。
インプラント治療を受ける際は、インプラントメーカーにこだわることも大切です。世界のインプラント市場でトップクラスのシェアを誇るストローマンは、長年の研究開発による良質なインプラントで信頼性が高いとされています。
また世界中で多くの歯科医院がストローマンインプラントを取り扱っているため、使用中のインプラントに万が一トラブルがあった場合でも安心です。
ガイデッドサージェリーとはインプラント手術を補助する装置のことです。
撮影した患者さまのCTデータを元に、コンピューター上でインプラントの埋入位置などを設計し、それに合わせてオーダーメイドで作製します。この装置により通常のインプラント手術に比べて、最小限の範囲の歯肉切開ですむため、患者さまの負担が少ないうえに正確さに優れています。ガイデッドサージェリーを使うことで、インプラントを治療計画どおりに埋入することができ、インプラント治療の成功率が向上します。
インプラントの埋入位置、角度、深さは患者さまごとに異なり、数ミリのずれが治療結果に大きく影響します。
しかしガイデッドサージェリーを使用することにより、シミュレーションで決めたインプラントの埋入位置、角度、深さが計画どおりに再現できます。歯茎や顎の骨への侵襲も最小限に抑えることが期待できるため、治療期間の短縮にもつながり、患者さまの負担軽減となっています。
また従来の手術のようにメスを用いて歯茎を大きく切開する必要がなく、非常に低侵襲な手術が可能です。
もちろん手術は可能ですが、歯肉を切開する範囲が広いので腫れたり、傷口が治癒するのに時間がかかったりする原因となります。
インプラントに必要な最小限の範囲の歯肉を切開するので、傷の治りが早く患者さまの負担が少ない上に正確さに優れています。
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治療の前に、カウンセリングにてインプラントの正しい情報を知っていただきます。患者さま個人の状態に関する説明や、一般的な手術の成功率や起こり得るリスク・デメリットなどもお伝えします。
インプラントについて十分な知識を得ていただき、改めて手術に挑む意思がかたまった後、治療のための術前検査に入ります。
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むし歯、歯周病の有無をチェックして必要であれば治療を行います。
インプラントは顎の骨に埋め込むため、神経や血管を傷つけるリスクと向き合わなくてはなりません。どんなに経験を積んだ歯科医であっても、検査なしで行えば、神経や血管に思わぬ損傷を与えてしまいます。
血管や神経、骨の厚みなどは患者さまお一人おひとり異なるため、精密な審査が必要となります。当院では歯科用CTスキャンを導入し、より正確な診断に努めています。
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CTデータを元に、あらゆる角度から血管、骨の厚み、神経の位置を確認し、インプラントの太さや長さ、入れる角度を想定します。
さらに口腔内の形状を正確に把握するため、お口の中の型を取り、模型を作製します。その後、患者さまに合わせたガイデッドサージェリーの作製も行います。
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歯肉を切開して、顎の骨に穴を開け、インプラントを埋入します。埋め込んだインプラントの上に歯肉を被せて縫合し、骨とインプラントが結合するのを待ちます。
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歯肉を切開し、1次手術で埋入したインプラントを露出させます。人工歯を装着するアバットメントを装着します。型を取り、人工歯を製作します。
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インプラント埋入後、骨との結合が確認できれば人工歯を製作し、治療完了となります。
しかしインプラントも天然歯と同様に、手入れを怠ると問題が起こることも考えられます。せっかく入れたインプラントを長持ちさせるためには歯科医院でのメンテナンスと、ご自身のセルフケアが大切です。